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被災地レポート①
オーガニックマーケットAOZORAでは熊本・九州地震の緊急サポートを開始! 昨年のネパール大地震に引き続き、市民マーケットの機動性を最大限に活かしたサポートを前面に押し出しました! 参加されたブース並びに入場者より集まった義援金を持って、オーガニックマーケットAOZORAプロデューサー和気優が熊本の被災地へ向かいました。
和気優は昨年大分臼杵市へ移住しました。 大分もかなりの被害を受けてます。 4月20日12時、東京から飛行機で大分空港に到着。 空港には事前に呼び掛けた九州の仲間たちが支援物資を持って集まっていました。
車3台で10号線から57号線へ入り、一路被害が甚大な南阿蘇を目指します。
竹田を超えて、阿蘇の懐、南阿蘇近くに入った途端、景色は一変。 あまりの酷さにため息しかありません。 まだ、警察の警備も追いついていないようです。
この先に崩落した阿蘇大橋の現場があります。 大分方面からの幹線道路はこれで分断され、熊本へは抜けられません。
阿蘇大橋が陥落した現場。 土砂もろとも谷へ落ちています。 この現場はまだ、車止めされてません。 非常に危険です。 知らずに進むと、真っ逆さまに百メートル落ちます。
何とか南阿蘇避難所へ到着。
仲間たちの物資を搬入。
県庁など大分各方面から助っ人が来ています。 避難所は落ち着いてます。
軽トラ荷台から、無事に物資を渡せた安堵感から笑みもこぼれます。
帰り道、けたたましいサイレンの音と共に無数の緊急車両が被災現場へ向かっていました。 ココが今、日本で一番危険な地域であるリアルな緊張感が蘇ります。
今回はこれ以上先には進めませんでした。 AOZORAからの義援金と共に、和気優移住先の大分臼杵市へ戻り、改めて被災現場へ向かいます。 とにかく、まだ現場は状況を把握仕切れていない状況です。 雨も降り出し、二次災害や避難者の移動など、まだまだ先は見えません。 支援先は、まず農業関係、それに今回は東日本大地震から自主的に移住してきた人々が、また被災する稀有なケースとなっています。 AOZORAとしてどんな支援先がベストか? きっちり情報収集し、決定したいと思います。 また新たな動きあればお知らせさます!
オーガニックマーケットAOZORAプロデューサー 和気優