福 島原発事故以来、エネルギーはどう変化していったのか?
東京 と農産地域のエネルギー格差が生まれている!?
農 業と食、それにエネルギー、もっとも身近でもっとも遠い?
再生 可能エネルギーの未来とは?
日時:11月23日13:00~15:00
会場:下北沢Circus (03-6677-5986)※マルシェ会場のカトリック世田谷教会すぐ前
料金:★入場無料!ワンドリンク制(600円)
福島と世田谷 食と農、エネルギーの未来を語るシンポジウム2017」議事録
VIDEO
【登壇者:エネルギー分野】
石崎芳行(いしざきよしゆき)
石崎芳行(いしざきよしゆき) プロフィール
東電福島担当特別顧問。1953年東京都生まれ。慶大法学部卒業。77年東電入社。2013年1 月代表執行役副社長兼福島復興本社代表。2017年7月より現職。原発事故後から各地の仮設住宅を訪れお詫び行脚。2013年元日、福島県双葉郡J ヴィレッジに復興本社を設立し、賠償、除染、復興推進等を陣頭指揮。廃炉作業とともに福島復興のために欠かせない町づくりという国家的な大事業にも取り組む。母親は会津出身。地元と縁が深い。「私が一番心配なのは、東京と福島の意識のズレです。福島への責任を果たすために東電は生かされていることを社内で風化させてはならない。」
熊野英介(くまのえいすけ)
熊野英介(くまのえいすけ) プロフィール
アミタホールディングス株式会社 代表取締役会長。 1956年生まれ。1979年、スミエイト興産株式会社(現 アミタ株式会社)に入社。1993年、代表取締役社長就任。長年環境ビジネスに携わり、その活動は、企業の廃棄物処理の計画・運用から、環境コンサルティング、循環社会モデル事業、環境教育事業まで多岐にわたる。2002年には、エコ産業創出協議会会長に就任。2010年には、アミタホールディングス株式会社を設立。アミタ株式会社はアミタホールディングス株式会社の100%子会社となった。東日本大震災以降は、宮城県南三陸町での地域循環モデル構築など、復興関連の事業も積極的に展開している。
浅輪剛博(あさわたかひろ)
浅輪剛博(あさわたかひろ) プロフィール
NPO法人世田谷みんなのエネルギー理事長。せたがや市民エネルギー合同会社代表。合同会社東京市民ソーラー代表。一般社団法人NECO(自然エネルギー共同設置推進機構)創立メンバー。 少年時代に出会ったボブ・ディランやジョン・レノン、忌野清志郎などの歌に衝撃を受け、環境・地域政治経済学を専門とする中村剛治郎教授の元で学ぶ。サラリーマン生活ののちに、2010年からトランジション世田谷茶沢会のメンバー。身の回りの自然エネルギーを活かす“エクセルギーデザイナー”を志す。認定太陽光発電アドバイザー、第二種電気工事士の免許も取得。
【登壇者:食と農の分野】
大河原伸(おおかわらしん)
大河原伸(おおかわらしん)プロフィール
福島県田村市出身。地元の船引町で約30年以上有機農業を営む。1985年(昭和60年)に劇団「赤いトマト」を設立。農閑期を利用して主に福島県内を中心に各地の保育所や幼稚園、小学校、婦人会、老人クラブなどを夫婦で回る人形劇公演の数は1600回以上を数える。震災後の2011年10月、近隣の農家やご近所からの依頼を受けた食品の放射能測定を行う「あぶくま市民放射能測定所」を開所。1年後、東京の下北沢で開かれた『青空マルシェ』で、野菜や仲間が作った加工品を販売。月に一度、田村地方の野菜や加工品などを直送する『月壱くらぶ』を設ける。現在は、息子夫妻と共に直売所「えすぺり」を三春町で運営。主に野菜・果物などの青果物や、パンなどの加工品等を販売している。人形劇やライブ、マルシェの開催のほか、ソーラー発電所も設けるなど、大河原さん一家の活動は多岐にわたる。
浅見彰宏(あさみあきひろ)
浅見彰宏(あさみあきひろ) プロフィール
大手鉄鋼メーカーに勤務後、自給的な暮らしに憧れ、有機農業の研修を経て1996年に福島県喜多方市山都町早稲谷に移住。空き家を借りて有機農業を始める。2001年、県内初の地域通貨「LETS会津」を友人たちと立ち上げる。2009年、「農を変えたい!福島大会」の実行委員会に参加し、それをきっかけに福島県有機農業ネットワークの設立に関わる。現在はNPO法人福島県有機農業ネットワークとなり、理事長に就任。2012年、共著『放射能に克つ農の営み』(コモンズ)、単著『ぼくが百姓になった理由』(コモンズ)は多くの人の共感を得ている。2014年、「この美しいまち、田園を50年後の未来の子供たちへ」という思いから喜多方市長選に出馬。現職のみの市長選に異議を唱えるも、あえなく落選。しかし、2ヶ月しかない準備の中で多くの支持を得た。現在は、喜多方市山都で定期的に「あいかわ百姓市」を開催。その他、有機農家の販路を獲得すべく、福島県内を中心にマルシェやイベントに農家の出店サポートをしている。
【シンポジウム司会】
鈴木亮(すずきりょう)
鈴木亮(すずきりょう) プロフィール
結イレブン。神奈川県 鎌倉市出身。International Pacific Collageで国際環境保護学を学ぶ。国際青年環境NGO A SEED JAPANに勤務。東日本大震災支援全国ネットワーク(Japan Civil Network for Disaster Relief in the East Japan)の福島担当に就任。2012年より福島に居を移す。2017年4月より福島県双葉郡富岡町を拠点に「ふたすけ(ふたば地域サポートセンター)」、「結イレブン(東北と東京を結ぶ復興交流カフェ)」などの活動を展開中。
畦田絹(あぜたきぬ)
畦田絹(あぜたきぬ) プロフィール
NPO法人世田谷みんなのエネルギー理事。法政大学人間環境学部卒。世田谷桜上水で天然酵母のパン屋を家族で営む。
資格:家庭の省エネエキスパート。