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AOZORA PEOPLE紹介~はらぺこめがねさん(イラストレーター、絵本作家)
- 2015/5/12
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「おいしいものはうつくしく人と人とをつなぎ合わせる力があると信じています」
2月に引っ越したばっかりのはらぺこめがねさん(原田しんやさん&関かおりさん)の新アトリエ@都立大学駅近くにお邪魔しました。
名前の由来はもともと原田さんは食べ物の絵を描いていて、関さんは似顔絵を描いていたので食べ物から「はらぺこ」。二人ともめがねをかけているので「めがね」とそれをくっつけて「はらぺこめがね」。
原田さんは食べる事大好きでなんとなく食べ物を描いていると美味しそうな絵を描くのが楽しくなって、関さんもそれを引き立てる人物を描くようになったそうです。
プライベートも仕事もずーっと一緒のお二人ですが友達であり、良きライバルであり、仲のいい夫婦で
「ぼくは1人だとバランス崩しちゃいますね」
という原田さんの言葉が印象的でした。
最初は2人ともグラフィックデザイナーとして会社に勤務していたのですが2年目で関さんがフリーになり、イベント等で似顔絵を描いたりと顔アートを始めたそうです。その2年後に原田さんもフリーになり本格的にアーティストとして都立大駅の890というシェアスペースで活動を始めます。その頃都立大駅のニジノ絵本屋さんと出会い絵本を出版することになり、『フルーツポンチ』『すきやき』『ハンバーガー』とインディーズ絵本を出版します。その後も『くんくんぱくぱく』『へんなおでん』と続きます。
また絵本を出版したころ都立大学駅周辺のジュエリー店、美容室、古道具屋さん、キャンドル屋さん、ギャラリーで都立大学駅周辺をもりあげる「とりつば」を作り、年2~3回キャンドルナイトや夜のフリーマーケットの活動を始めます。また毎月代々木オリンピックセンターの窓ガラスに絵を描いてるそうです。
年に一度都立大学駅近くの額装店で個展も開催。これからの「とりつば」ますます発展しそうな予感。(敦子)
(上の写真2枚は、のざわテットーひろばで壁アートした時の写真。はらぺこめがねさんが描いたチキンライスの上に黄色のペンキで卵のせてオムライス作りました!)
■CANDLE TONIGHT 2015年6月21日(日)19:30~23:00